2004-07-11

自動車リサイクル、消費者負担の水準が決定

自動車各社は2005年1月の「自動車リサイクル法」施行後に消費者が負担するリサイクル料金の水準を決めた。軽自動車と小型乗用車を1万円前後、普通乗用車を1万5000円前後とし、消費者が車の購入・車検時に上乗せして支払う。当初は2万円程度と見込まれたが、各社は販売への影響も考慮して低めに設定。今後、処理費用の引き下げに向け、解体・再利用しやすい車の開発競争を本格化する。

当初、2万円でも安いといわれていたが、ふたを開けてみたらさらに低下していた。
これは何も喜ばしいことではない。
もともと不法投棄を防止するためのできた法律であるが、このような低価格であれば、業者が喜んでやるとは思えない。

もっとも、利益を出してもらうのではなく、環境の保護の為にやらざるを得ないことだからという説明を経済産業省ではしているが。

自動車リサイクル法をしっかり導入するためには、当初は「やれば儲かる」くらいの水準の方が早く浸透すると思うのだが・・・。

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