2004-11-25

職安・労基署職員、求職者にセクハラ 京都・東京

厚生労働省の出先機関の京都労働局と東京労働局の管内で01?03年、公共職業安定所や労働基準監督署の職員が、求職活動や労働基準法の手続きに訪れた女性に対し、ホテルに誘うなどのセクハラ行為をして停職処分や訓告を受けていたことが24日、朝日新聞の情報公開請求で開示された厚労省や各労働局の内部文書で明らかになった。

その他の事件では、「カラオケに行こう」と誘ったり、「今度デートしよう」などと発言したこともあり、職務上知り得た携帯電話の番号に電話をかける事件もあったようだ。

我々の資格業も個人情報を職務上知ることになるのだが、このようなことが絶対にあってはならないように徹底しなければならない。

それにしても、職務上だからダメ、職務外だったらノープロブレムというその線引きの解釈も難しいのだろうか・・・。

だって、「ホテルに誘った」というのと「ホテルに就職先を探しに行こうという意味だった」というのは受け取り方の違いだけということも言える。

しかし、事件になるということは執拗に言われたのだろう。



2004-11-17

過重労働で解雇は不当と提訴

 長時間勤務が原因でうつ病を発症したのに、休職期間満了で解雇されたのは不当として、東芝(東京都港区)の元社員の女性(38)が17日、同社を相手に解雇無効確認と約1860万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 
 最近の過重労働の基準は下がってきているので、過重労働とうつ病の因果関係が立証されると会社は敗訴する気がする。
 会社としては、健康診断を実施し、社員の健康管理をしっかりしていないといけない。このようなことは日常茶飯事に起きているのだから。

2004-11-12

大阪の強盗殺人事件、ご協力をお願いします。

ネット上の友人から頼まれました。友人の友人が被害者です。ご協力お願いします。

 先月、大阪市北区の繁華街で会社員の男性が、3人組の若い男に暴行され死亡しました。 
いきずりの犯行に巻き込まれた男性の友人らは、一日も早い事件解決を願い、ネット上で情報提供の呼びかけをはじめました。
 事件は先月26日未明、北区堂山町の繁華街で起きました。
 会社員の戸野竜秀(28)さんが会社の同僚と別れ1人で歩いていたところ突然、3人組の若い男たちに襲われたのです。
記者「新御堂筋を歩いていた戸野さんは、若者とトラブルになり、(戸野さんを)路地裏にひきずり込み、人目につかない所で暴行を加えました」
 戸野さんは、脳内出血を起こして意識不明となり、事件から10日余り経った今月7日に亡くなりました。
 戸野さんは、自分でビジネスを起こすのが夢で、友人たちとホームページをつくり、その準備を進めているさなかに行きずりの犯行に巻き込まれました。
戸野さんの婚約者「もし財布を盗るのが目的なら(殺す)必要はなかったのは。(犯人が)早く捕まって欲しい」
 戸野さんの実家には、葬儀が終わった後も多くの友人がやってきて仏前に手を合わせます。
 警察は、金目当ての犯行とみて連日、聞き込みをするなど捜査を進めていますが、犯人の行方はつかめていません。
 そこで、友人らは、戸野さんの無念を晴らそうと、インターネットのホームページを使って犯人検挙につながる情報提供を呼びかけています。
戸野さんの友人「(戸田さんは)明るくて、夢を語る時は熱くて、信じられない。悔しくて」
 こうした中、警察は11日、3人の犯人のうち2人の似顔絵を公開しました。
 いずれも20歳ぐらいで、1人は白色の縦じまシャツに紺色のズボン、もう1人も白のTシャツを着ていたということです。
 また犯人の1人は、ドクロの指輪をしていたということです。


事件の状況は、
http://www.kigyouweb.com/index3.html

大阪府警提供、犯人の似顔絵をサイトで公開しております。
http://www.kigyouweb.com/

情報を求めています。
「起業WEB」のBBSまで、http://www.kigyouweb.com/clip/clip.cgi

または、曽根崎署(06・6315・1234)へ

2004-11-11

裁判外紛争手続き、社労士にも代理権

 もめ事が裁判に持ち込まれる前に、政府の認定した機関が仲裁や調停で解決を促す「裁判外紛争解決手続き」(ADR)の新設に合わせ、社会保険労務士や土地家屋調査士が、その仲裁や調停に代理人として参加できる見通しとなった。

 この結果、訴訟代理権のある弁護士や、一部の訴訟で代理権が認められている司法書士や弁理士に加え、訴訟代理権のなかった社会保険労務士や土地家屋調査士にも、ADRでの代理権を認めることにした。社会保険労務士は労働紛争などについて、土地家屋調査士は土地の境界紛争について、それぞれ専門的な知識や経験を活用させる狙いだ。

 いよいよ社労士も労働問題の専門家としてのステージが用意されることになりそうだ。責任も重くなるがその分やりがいもある。がんばって研鑽していこうと思う。

2004-11-03

後だしジャンケンで勝った「楽天イーグルス」

日本プロ野球組織(NPB=日本野球機構)は2日、東京都内のホテルで実行委員会とオーナー会議を開き、来季からパ・リーグに参入する球団を、IT関連企業の楽天(三木谷浩史社長)とすることを正式に決めた。

 楽天とともに加盟申請していたIT関連企業ライブドア(堀江貴文社長)との比較で、楽天を選んだ。オーナー会議後、記者会見した滝鼻卓雄議長(巨人オーナー)は「球団経営を継続できるか、赤字体質のパ・リーグで耐えられる親会社の経営状況が判断材料になった」と説明した。

 今回、オリックスと近鉄が合併することに端を発し、プロ野球史上初のストライキも行われた一連の騒動に幕が下りたこととなった。これで6球団となり、パリーグの他球団にとっても選手にとっても一安心だろう。

 しかし、楽天に決めた理由が釈然としない。楽天はライブドアと同じ業界におり、本拠地とする球場も同じで、完全に後出しジャンケンである。

 売上だとか経常利益の数字だけで楽天に決めた節があり、こんなことなら初めから「パリーグは儲かりません。球団経営は赤字ですので、その赤字をカバーできる経済力が必要ですので、一番経済力のあるところに決めます!」とした方がよかった。

 また、宮城県も宮城県である。いち早く手を挙げたライブドアを見殺しにして、楽天に決まった後に「ライブドア支持」というのもおかしな話である。

 楽天が宮城県を本拠地にしたいという話があった時点で、「先に話があったライブドアを支持するため、お断りしたい」くらい言ってほしかった。

 そうは言っても楽天に決まったものですから、きちんと球団経営してもらいた。間違っても、「こんなはずではなかった。こんなことならすぐに手放したい」と言い出さないでほしい。これだけは絶対に許されないことである。

 最後に誤解のないように書き添えますが、私はライブドア支持で楽天を嫌っているものではありません。先に手を挙げたものをないがしろにすべきではない、後出しジャンケンは卑怯だ!と申し上げておきたい。


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