2004-07-27

厚生年金未加入事業者、職権で強制加入へ

厚生労働省・社会保険庁は厚生年金に加入しない事業所を強制的に加入させる「職権適用」を今年度中に実施する方針を決め、地方の関係機関に通知した。

厚生年金保険法では、すべての法人事業所と5人以上の従業員がいる個人事業所は厚生年金に加入する義務がある。だが実際には保険料負担を嫌って厚生年金の加入手続きをとらない事業所が多いことに加えて、保険料が支払えないと思われる事業所に対しては、保険の加入に難色を示してきた。

法律上強制加入だからといっても財政的に無理なところ(要するに保険料を滞納するところ)は加入をさせないような態度を取ってきて、ここに来て職権での強制適用か・・・。

確かに法律上強制加入であるので、やるならばもっと以前から徹底してほしかった。
今回の強制加入が適用されれば、今後、法人を解散する事業所が出てくることになりそうだ。 

 
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040727AT1F2600S26072004.html

2004-07-22

トヨタが本腰を入れると期待できる

自動車リサイクル法は解体業、破砕業の許可においてすでに始まっているが、リサイクル法の目的のひとつであるシュレッダーダストの低コスト化にトヨタが研究に本腰を入れ始めた。

なぜか、トヨタがやると期待ができる。

http://response.jp/issue/2002/1127/article21083_1.html

2004-07-18

「有限会社」廃止、株式会社に一本化

中小の株式会社と有限会社を区別する必要性が乏しいとの判断から、有限会社制度を廃止し、株式会社に一本化する方針を固めたようだ。今後、2006年度中の施行を目指すことになる。
 
対象となるのは、会社法の施行後に新設する会社のみで、設立済みの有限会社については、これまで通り「有限会社」の商号が使用できる。  
 
そうは言っても、株式会社と有限会社は「格式」が違うので、株式に変更するのだろうな・・・。
 
司法書士は特需が見込めそうだ!
 
関連記事はこちら
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040718AT1E1700617072004.html
 
会社設立に関するサイトはこちら
http://www.asunaro-as.net/service/1en.html
 
 

2004-07-11

自動車リサイクル、消費者負担の水準が決定

自動車各社は2005年1月の「自動車リサイクル法」施行後に消費者が負担するリサイクル料金の水準を決めた。軽自動車と小型乗用車を1万円前後、普通乗用車を1万5000円前後とし、消費者が車の購入・車検時に上乗せして支払う。当初は2万円程度と見込まれたが、各社は販売への影響も考慮して低めに設定。今後、処理費用の引き下げに向け、解体・再利用しやすい車の開発競争を本格化する。

当初、2万円でも安いといわれていたが、ふたを開けてみたらさらに低下していた。
これは何も喜ばしいことではない。
もともと不法投棄を防止するためのできた法律であるが、このような低価格であれば、業者が喜んでやるとは思えない。

もっとも、利益を出してもらうのではなく、環境の保護の為にやらざるを得ないことだからという説明を経済産業省ではしているが。

自動車リサイクル法をしっかり導入するためには、当初は「やれば儲かる」くらいの水準の方が早く浸透すると思うのだが・・・。

関連記事はこちら

自動車リサイクル法の許可申請ならこちら

2004-07-06

労災の賃金算定基準変更

労災保険は、これまで本業とは別にアルバイト(副業)している業務中に負傷した場合、
アルバイトの賃金を基準に補償額を算定していた。

ところが、アルバイトをしている人が増えたことに対応し、本業と副業の収入を合算して、
補償することに変更する模様。

そうなると、我々社会保険労務士の更なる活躍のステージが待っているかも。

もともと、我々は会社単位で契約をしているが、このように労働者単位で請求するとなると
労働者個人からの依頼もあるかもしれない。

現に、労使間の個別労働紛争は個人からの問合せも急増中である。

個別労働紛争に関する記事はこちら

2004-07-01

新規参入の阻害ではないのか!

「ライブドア」の堀江貴文社長(31)は6月30日、東京都中央区の東京証券取引所での会見に黒いTシャツ姿で臨み、近鉄球団買収の意向を表明した。近鉄から「終わった話」と門前払いされ、売名行為との批判もあがる中、臆(おく)することなく、近鉄と球界の再生プランを1時間以上にわたって語り続け、512億円もの現金を用意しているとも語った。

ライブドアといえば、ヤフーや楽天よりも知名度が低く、今回の買収の名乗りは売名行為と陰口を叩かれている節もある。
しかし、ファンも野球界も合併よりも買収(身売り)の方がよいはずなのに、どうして交渉の席にすらつけないのか?

これは、明らかに新規参入の阻害である。しかも、一人の男により。

私は、大阪」と「バファローズ」が残り、そして原監督というのは面白と思う。

ライブドア、という会社。確かに知ってはいたが今回の件で興味を持ったのは事実である。


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