2005-03-31

労働保険の強制適用

厚生労働省は2005年度から雇用・労災保険に加入していない事業所を強制的に加入させる「職権適用」に動き出す。

・加入を拒み続ければ、職権で加入手続きをして保険料を徴収する。
・加入に応じない間に労災事故が起きた場合には保険給付額を全額負担させる。
・全体の約2割にあたる60万社が未加入で、保険料を負担していない。

2割も未加入だとは聞き捨てならない。
まさに未加入事業所で労災が起きたら、保険給付全額負担は当然のことである。
正直者がバカを見る制度であっては決してならない。

2005-03-13

厚生年金未加入問題、悪質事業者は告発・社保庁

社会保険庁は2005年度から厚生年金に加入しない事業者への対応を厳格にする。文書や戸別訪問による加入指導に従わない場合は事業所への立ち入り検査を実施。検査を拒むなど悪質な未加入事業者は告発に踏み切る。厚生年金の空洞化に歯止めをかけるのが狙いで、加入に応じない事業者名などをホームページで公表することも検討する。

未加入事業者の加入促進は我々社会保険労務士にも割り当てがあり、どうしてこんなことに協力する必要があるのかと疑問に思っている。法律で加入義務があるので、行政がもっと強権を発動すればよいだけの話である。

社会保険事務所では、保険料の滞納率という成績指標があり、あまり無理に加入させると滞納率が上がり(納付率が下がり)、担当者としての成績が下がるので無理に加入させないでいる。このようなことをやってきておきながら、今更加入に応じない業者を告発するということも納得がいかない。

もっとも、法的に加入義務があるので未加入事業者で強制加入の事業所は従うのが当然であるが。

私が言いたいのは、社会保険事務所は初めから強制加入の事業所を徹底的に加入指導すべきであり、これまで自分の事情で無理に加入させないで来て、何を今更言っているのか!ということが言いたいだけである。 

2005-03-06

<痛風>「ビールを飲んでも治る!」

「痛風はビールを飲みながらでも治る!」(小学館文庫)と、意表を突いたタイトルの本が反響を呼んでいるらしい。

著者は大のビール党で、痛風の専門医。皮肉にも痛風を患ったが禁酒したくないあまり、自らを実験台に因果関係を研究した。その経緯を昨年11月に出版したところ「実用書では異例の売れ行き」(小学館)で、2月までに4万部を超えた。 ぜひ私も買って読んでみることにしよう・・・。

 痛風は偏った飲食などの生活習慣が原因。体内にプリン体がたまり、その老廃物・尿酸の血中濃度が高い状態が続くことで、発作により関節に激痛が走ったり、腎臓障害を起こす。

 「ビールをやめないと駄目なのか」。悩んだ末、自分の体で調べようと決意。暴飲や禁酒を繰り返し、約2年間かけて血液や尿を検査。その結果、納教授の場合、1日750ミリリットルまでならむしろ痛風に悪いストレスを緩和し、尿酸値も下がった。350ミリリットル缶で2本、瓶なら大瓶(633ミリリットル)1本が目安だ。
 
くれぐれも飲み過ぎには注意する必要はあるが、それにしても朗報である。

2005-03-03

「個別労働紛争解決パック」発売開始!

好評をいただいておりますパックシリーズの第3弾として、
個別労働紛争解決パックを発売開始いたしました。

パックシリーズのコンセプトとして、様式集+コンサルティング(ご相談)OKという
ものですので、本来ですと労働者の方に向いているわけです。

これまでは会社向けの商品でしたが、今回は労働者向けの商品です。

昨今は、企業からは退職金のご相談が非常に多くなっておりますが、既得権保護
という考え方の乏しい経営者が多いことには驚かされます。

また、労働者の方からは、相変わらず解雇のご相談が多くなっておりますが、これらは個別労働紛争調整委員会へあっせん申請をすると合意解決できる事案が多いものです。

ぜひ、ご購入いただき、労使双方がハッピーな日々を送れることにお役立て下さい。

http://www.asunaro-as.net/shop/kaiketsu-pack.html

This page is powered by Blogger. Isn't yours?