2005-03-06

<痛風>「ビールを飲んでも治る!」

「痛風はビールを飲みながらでも治る!」(小学館文庫)と、意表を突いたタイトルの本が反響を呼んでいるらしい。

著者は大のビール党で、痛風の専門医。皮肉にも痛風を患ったが禁酒したくないあまり、自らを実験台に因果関係を研究した。その経緯を昨年11月に出版したところ「実用書では異例の売れ行き」(小学館)で、2月までに4万部を超えた。 ぜひ私も買って読んでみることにしよう・・・。

 痛風は偏った飲食などの生活習慣が原因。体内にプリン体がたまり、その老廃物・尿酸の血中濃度が高い状態が続くことで、発作により関節に激痛が走ったり、腎臓障害を起こす。

 「ビールをやめないと駄目なのか」。悩んだ末、自分の体で調べようと決意。暴飲や禁酒を繰り返し、約2年間かけて血液や尿を検査。その結果、納教授の場合、1日750ミリリットルまでならむしろ痛風に悪いストレスを緩和し、尿酸値も下がった。350ミリリットル缶で2本、瓶なら大瓶(633ミリリットル)1本が目安だ。
 
くれぐれも飲み過ぎには注意する必要はあるが、それにしても朗報である。

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