2004-08-11

65歳以上の40万人が無年金の恐れ

年金保険料の納付期間が25年間に満たないために年金を受け
取れない可能性がある65歳以上の人が、厚生年金と国民年金を
合わせて40万人を超えることがわかった。

 保険料を納めた期間(免除期間を含む)が原則25年間以上ないと、
基礎年金と厚生年金の受給資格がない。ただ、国民年金には70歳
までの特例任意加入制度が、厚生年金には70歳以上でも受給資格
を得るまで加入できる高齢任意加入制度があるため、実際に無年金
になる人は減る見通しがあるとはいえ、こんなことになるまで放置して
いたことが問題だ。

国は年金の基礎知識を周知徹底し、それでも支払わない国民には一切
救済しない、くらいの姿勢を示さないと収拾がつかない気がする。

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